1952-06-06 第13回国会 衆議院 運輸委員会 第40号
その事業單位の認定事項につきましては、本省も十分事情はわかつておりますが、しかし地方の陸運局長の方がむしろ本省よりも十分に業界の有様をのみ込み得ると考えますし、坪内議員の御心配になりました点は、陸運局長にまかせても問題は起きないと考えまして、立案者の一人としてこの委任條項をとりきめたような次第であります。
その事業單位の認定事項につきましては、本省も十分事情はわかつておりますが、しかし地方の陸運局長の方がむしろ本省よりも十分に業界の有様をのみ込み得ると考えますし、坪内議員の御心配になりました点は、陸運局長にまかせても問題は起きないと考えまして、立案者の一人としてこの委任條項をとりきめたような次第であります。
えらいと言つては語弊がありますが、簡單に申上げますと、一番上位にある国というものが條約の表面に現われておる場合は、委任條項の場合は政府という字を使つておる。又政府という名を用いた国家間の條約でありますとき、そうしてその具体的事柄若しくは細目について更に取極を要するという場合には、どういう使い方をするのが慣例かと申しますと、政府から一段下げますから、権限ある官庁、こういうような使い方をいたします。
請願の趣旨は、最近家賃を値上げする案が計画されていて、これは物価庁長官の委任條項になつておる。しかしながら現在の社会情勢は賃金の遅欠佛い、重税、金詰まり等で、非常に人民が苦しんでいる状態なので、社会実情に適応しないような値上げが行われる場合には、非常に困るから、これをそういう社会実情に適応しない値上げを阻止されるように請願するこういう簡單な趣旨であります。 ―――――――――――――
われわれはこの監督では非常に不便を感ずる場合が多々あつたのでありますが、今回の改正にあたつて、これが大臣の監督の一元化ということになろうとしておること、並びに火工品工場の規定が、各府県ごとに在来つくられておつたのを、通産省で一括規定されるような傾向にあるということは、まことにけつこうなことだと賛意を表する次第でありまして、これとともに製造工場並びに火薬庫の監督を、大臣または知事までとして、これを委任條項
それから法案そのものとしましては、今も委任條項が多過ぎるというお話でありましたが、私も同感で、余りに政令に譲るというようなことがある。その政令を見ますと、又譲るということになつておつて、委任事項が多過ぎるのではないかと思つております。